羽衣天女と一緒に 丹後半島・京都・世界の空・ 南の島へようこそ ようこそ 
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2006年06月26日 (月) | 編集 |
yasakatsuru1

やぁ、ringoです。
Bonnieのメールの書き出しをマネしてみた。
蒸し暑い夜ですね。
どないお過ごしですか?
明日は京都です。
     *
夕方、溝谷神社までウオーキング。
往復約1時間。
途中、小さなおばあさんに出会った。
おばあさんは歯がなかった。
おばあさんは、左手にたくさんの花、右手は杖。
マーガレット、紫陽花、アストロメリアやいろいろ。ヒメシオンも。
好きな花をあげると言われた。
あ、いいんですか。
どれがいいと言われたので、ムラサキの紫陽花と淡いピンク色の
アストロメリアをもらった。
ありがとう。嬉しいな。
話を聞くと、ワタシが歩いてきた道の途中にあるお地蔵さんに
お花を供えにいくところらしい。
そう、そのお地蔵さんはいつも花いっぱい。
お庭に咲く花や野の花。
お地蔵さんの顔がかくれる程、いつも花であふれている。
誰が花を絶やさず供えておられるのだろうと思っていた。
そうなんですか。いつもきれいに花をかざっとんなったのは、
おばあさんですかぁ。(丹後弁)
はぁ。ちかくにうちの田んぼが2反ある。
おばあさんの話し方は、少女のよう。
ありがとうと言って別れた。
ワタシは神社へ。おばあさんはお地蔵さんへ。
後ろ姿が小さい。運動靴を履いて、杖をついてゆっくりゆっくり
歩いていくおばあさん。
神社で手を合わせた後、帰る途中、お地蔵さんの近くの田んぼの
あぜ道におばあさんがいた。すぐ横が堤防になっており、ヒメシオン
がたくさん咲いている。おばあさんは花を摘んでいた。
田んぼに男の人。
はよう、かえれえやぁ。
なにしとるだぁ。(早く、帰れ。何をしている)
もう、かえれ。
息子さんだろうか。あきらかに苛立った声。
乗せて帰ってくれとおばあさん。
自転車だから乗せられんと息子さん。
おばあさんに詰め寄っている。
はよ、かえれ。
田んぼの向こうの畦みちでの会話。
おばあさんはヒメシオンを摘んでいる。
ワタシは視線を離した。
そして、次に聞こえたのは、え~ん、え~んというおばあさんの
泣き声。見ると、おばあさんの帽子がない。
息子さんにたたかれたのだろうか。
田んぼに落ちた茶色のおばあさんの帽子。
息子さんはこちらの視線に気づいた様子。
帽子を拾い上げ、おばあさんの頭の上にのせた。
え~ん。え~ん。
しばらく、視線をそらさなかった。
どうぞ、おばあさんにとげのある言葉を投げかけないで。
お願いだから。
     *
オジジにこの話をした。
そのおばあさんは90歳と越えておられるそうな。
少し、認知症であるようだ。
おばあさんは少女に戻って野の花を摘み、お地蔵さんに供える。
今日も、きっとまた今度も。
息子さんに帽子をはたかれても。
おばあさんにもらった紫陽花の花。
蒸し暑い夜に涼しそうな顔をしている。

ajisai1


コメント
この記事へのコメント
v-258おお、お久しぶりガウデイさま

お元気でおられますか?
懐かしい風景に出会います。
そういえば。。。
記憶の引き出しが少しずつ開いていきます。
明日のことを語るのと同じように、
昨日のことを思い出せる人でありたいと
願うringoです。
2006/07/09(日) 01:23:43 | URL | rigno #-[ 編集]
お久しぶりです。

色鮮やかな紫陽花と初夏の田んぼと畦道の風景・・・rinngoさんとおばあさん、息子さんの様子が目に浮かんでくるようでした。

何故だか遠い昔の子供の頃を思い出してしまったような不思議な気分になりました。
2006/07/03(月) 19:03:21 | URL | ガウディー #-[ 編集]
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