羽衣天女と一緒に 丹後半島・京都・世界の空・ 南の島へようこそ ようこそ 
スポンサーサイト
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PPK
2006年11月05日 (日) | 編集 |
11.05 mdq hana

こんばんは、ringoです。
満月がでると、波がたちはじめた。
満月を機に波や天気が変るとガニが言っていた。
陽が沈むまでのあの鏡のような海はどこへ消えたのだろう。
     *
今夜は、こないだないない村から京都へ戻るバスの中で
採集した話をちょっと聞いてね。
ちょうど後ろの座席に座った二人のおじいさんとおばあさんの会話。
随分前にリタイアした学校の先生。
たまたま乗り合わせたようで、話がはずんでいた。
聞こうと思うまでもなく、BGMのように自然に聞こえてきた。
      *
おばあさん曰く、やっぱりPPKがいいですね。
あの人も昨年さよならしました。
ふむ。
PKOやPPT(パスポート)は知っているがPPKって何だろう。
PPKとは、ぴんぴんコロリ。
元気に暮らしていて、ある日コロリと旅立つこと。
さよならするというのは、旅立つこと。
おばあさんは、死んだという言葉を1回も使わなかった。
あの人もこの人もさよならしました。
なるほど、会話が重くならないなぁ。
さようなら。また会いましょう。
dead endを感じない。
おばあさんは、施設に入っておられる恩師を訪ねるところ。
何人かの教え子が一緒に訪ねるのでミニ同窓会みたい、
とても楽しみにしていると。恩師の先生も足腰は弱っているが
おしゃべり好きでお元気なご様子。
     *
おじいさんは、奥さんを肝臓ガンで亡くされたらしい。
奥さんは79歳で、最後は自宅で過ごされた。
ワシは、優しい言葉をよういわんから冷たいと思われていたと思う。
そんなことを言葉を変えて繰り返し言っておられた。
おばあさんは、奥さんはそういう昔の男の人の気質をよく
ご存知だから、お世話されたことにきっと感謝したおられますよと
答えていた。
おじいさんは、そうだろうかと言いながらおばあさんの言葉を聞き
安堵しているようだった。
     *
ringo独りで曰く。
おじいさん、奥さんは優しい言葉をたくさんかけて欲しかったと
思います。お世辞でもいいから、明るい言葉、暖かい言葉を
満開の桜のように言って欲しかった。
旅立つ前のお土産に、おじいさんの声をいっぱい風呂敷に包んで
行きたかった。途中でお腹がすいた時におやつに食べられるように。
おじいさんは言葉の端々にちょっと後悔しているような空気を
滲ませていた。
昔の男の人は、そういう言葉はよう言わんかも知れませんが、
やっぱり連れ合いの暖かい言葉は何ものにも代え難い
ものではないのだろうか。
     *
心からの笑顔と暖かい言葉ほど
人の気持ちを和やかにするものはないように思う。
そんな簡単なことを身をもって理解できるまでに
ワタシは半世紀もかかった。
 
11.05 mdq slippa

写真上・白いハイビスカス
写真下・足も笑います

コメント
この記事へのコメント
v-188 すみれちゃん
朝起きて鏡を前に顔の筋トレしています。
ワタシって結構不用意な言葉を言ってしまうんですね。
あかんといつも反省するのが後の祭り。
後から、天使ちゃんに、アンタなあ、何とかしなはれと
いつも注意されてます。とほほ。
2006/11/08(水) 22:53:30 | URL | ringo #-[ 編集]
ほんとに・・・
おおPPKですね!
今日わたしは結構PPKです。
暖かい言葉,たくさん残していきたいです。
常日頃,きつい言葉を投げかけがちなので。反省。

「さよならは別れの言葉じゃなくて
再び会うまでの遠い約束」って,セーラー服と機関銃の
歌ですけど,最近コンビニで頻回に流れています。
いい歌詞だなーと。頭の中にいつもある歌です。
2006/11/06(月) 13:26:08 | URL | スミレの足跡 #MvSKUjhA[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。